どうもこんにちは。Jonathanです。
あなたのフロムゲーはどこから?わたしは隻狼から!
というわけでデトロイト考察をほったらかし、先日、Bloodborne本編とDLCをオールソロプレイでトロフィーコンプしました。
(早くゴーストオブツシマをやりたかったからやや駆け足だったのは否めない)
今年の一月にPS4を入手した際、最初のソフトをそれにするか迷った結果、何かと話題だった「隻狼」をプレイ、これをきっかけに「死にゲー」をクリアする快感に目覚めてしまい(ちなみに私の死にゲーは「HOLLOW NIGHT」から)、そこからフロムソフトウェア沼にダストシュートされた私。ブラボ、ダクソ、という単語は聞いたことがあったけど、洋ゲーだとばかり思っていて手を出さずにいたのですが、日本産のゲームだったとは!(※この記事を加筆修正している2021年3月1日時点で、ソニーの日本開発スタジオが閉鎖というニュースを知り、ショックを受けています)
隻狼がおもしろかったし(卑怯な小技を使いつつトロコンした)、ダクソとブラボも面白かろうと思っていたところソウルシリーズ全プレイ済みの友人に「(めっちゃ難しいと評判だけど)ぶっちゃけどう?」と聞いたら「隻狼できるならいけるよ」と後押しをもらえたので、まずは一本で完結しているBloodborneから始めることに。
※以下本作及びちょこっと隻狼のネタバレガンガンかましておりますのでご注意ください※
●おもしろかった、物理攻撃ー!(物理攻撃ー!)
私のアクションゲームの技術はそんなに高い方ではなく、スプラトゥーンもウデマエS+0どまり。死にながら覚えた根性の勝利。 あとは先人たちの攻略動画のおかげ。これは本当に大きい。
トロコン時点で総プレイ時間は92時間。
トロコンまでの道のりは、1周目で聖杯ダンジョン以外をDLC含め全部クリアし、エンディングはセーブデータ読み込みで三つとも全部確認した後に2周目突入、寄り道せずに禁域の森で風車のショートカットを開通させたあたり。すべては2周目の敵の強化にびびったため必要以上に周回したくなかったのと、1周目でできる限りイベントを回収したい私の性分からである。
狩人は男性でこんな顔。最初白髪×黄色い目にしたらまんまウィッチャーのゲラルトだったのでボツ。二つ目はオールバックで顔に傷のあるオッサンにしたらまんま隻狼の狼だったのでこれもボツ。刷り込まれたイメージっておそろしい!(いやでもこれも十分まだ狼)
ちなみにクリア時のステータスはこのくらい。
ザ☆脳筋!!物理攻撃が世界を救う!!
人形ちゃんも呆れるステ振り!
基本的にどのゲームでも物理重視、魔法なにそれおいしいのを地で行くタイプなので、今回も「神秘?血質?なにそれ獣の餌?」状態でした。おかげで神秘武器全然使わなかった(多分エーブリエタースの先触れとかはポケットの中でドロドロに腐ってる)。
右手武器はノコギリ鉈とルドウィークの聖剣。他の武器も触ってみたけど、攻撃スピードと一撃の威力のバランスがいいタイプが好きなのでこの二本で戦い抜いた。左手武器はほとんど短銃と獣狩りの松明。ロマの時に火炎放射器を使ったくらい。モンハンでもスプラトゥーンでもそうだけど、「まず色々触ってみる」ということをせずにずっと同じものを使い続ける私。色々ひどい。
●楽しかった、銃パリィ~!(銃パリぃー!)
まず恐ろしかったのは「防御」という概念が皆無であること。敵からの攻撃は避けるor死という二択。そして最初から最後まで「敵の一撃が即致命傷」という鬼畜仕様に「これクリアできるんかな」という不安がよぎりまくってました。とはいえ隻狼の洗礼を受けていたおかげで「死んで覚える」の精神は叩き込まれていたし、パリィに関しては初代鬼武者(PS2)で鍛えていたからそこそこイケる!だがしかし基本イケイケどんどんボタン連打でゴー!の無双ゲー精神が抜けておらず、ヤーナム市街の灯りからガスコイン神父のいるオドンの地下墓地に到達するまで体感500回は死にました。
二点目は、装備で防御力がめっちゃ上がるわけじゃないとこ。ブラボにおける装備の変更は遅効毒、劇毒、発狂その他の耐性をつけるためもしくは外見変えるだけのおしゃれ小物扱いでしかないということがわかった瞬間膝から崩れ落ちる私。ヒドイヨ…ヒドイヨ…
そしてレベルが上がっても全てのステータスが一律に上がっていくのではなく、上げたい項目をどれか一つ選べ、一兎を追うものは一兎だけ追えのスタイルに撃沈。ストーリーが進むにつれて敵の攻撃力は激しくなるのに、防御力は自動的に上がらないというのがひどい。鬼~!
●ちょっぴり怖かった、ヤーナム市街~!(ヤーナム市街ー!)
雰囲気は大好きなゴシックホラーの雰囲気と思いきや、根底にあったのはまさかのクトゥルフ神話。ちょっと前に「Bloodborneはクトゥルフ」と聞いていたのでフーンと思っていたのですが(クトゥルフに関してはTRPGでかじってる程度)、大聖堂に入ったあたりから名状しがたき恐怖が私を襲ったのでした。
隻狼ではあまり出くわさなかった「急に飛び出してきてびっくりさせる系(いわゆるジャンプスケアリー)」がちょこちょこあって初見で叫びまくったのもいい思い出。基本的にホラーは無理、大きい音や暗いところもめちゃくちゃに無理なので最初はどうなることかと…。
ストーリーについては、クリアしただけでは全く理解できなかったため、考察サイトやまとめスレで補完しました。
それにしても啓蒙がゼロのときに人形が動かなくなるっていうのは…ウヒョエー…
●とても辛かった、ボスとの闘いー!(ボスとの闘い~!)
本編DLC通して苦労したところはたくさんありますが、負けまくったボスに対してはNPC召喚でなんとかクリアしました。ガスコイン神父は初見五回目くらいでクリア。
教区長エミーリアは単純にレベルと火力が足りておらず(ゲーム内で適正レベルも教えてもらえないし、攻略を見てうっかりネタバレするのもイヤだったし)、バンバン回復されて半泣きになったものの、古狩人ヘンリエッタを召喚したら即倒せました(聖職者の獣と血に乾いた獣は存在に気づかず結構後半に倒したという)。デュラはたどり着くまで体感700回くらい死にました。なんとか彼の足元にたどり着いたら、ご本人様は勝手に落下死していたのであっさり終了…。デュラ戦は、ガトリング砲にたどり着くまでが本番だね。
その後白痴の蜘蛛、ロマまでは割りと困らず進めたし、ロマについてもメンシスのダーミアンと古狩人ヘンリックを召喚して何度かやり直しただけで済みました。
そうだね、やっぱり筋力×ノコギリ鉈だね!
カインハーストは入り口のノミ女が強すぎて、まだ自分が適正レベルではないのかと勘違いして後回しにしており、レベル90くらいで再挑戦したところ、ローゲリウスはあっさり倒せるくらいになっていた。筋力ってすごい! むしろ道中の雑魚敵が鬱陶しかったな。
本当に苦労したのは千景の狩人とDLCのラスボス、ゴースの遺子。千景の狩人には体感1000回くらいやられたし、ゴースの遺子には500回やられました。この二つにかなり時間がかかったので、助っ人を呼ぶためオンラインプラン加入を検討した。そして結局一人で倒した。人生の大概のトラブルは己の筋力と毒物が解決してくれるわけです。
●全然気づかなかった、NPCイベントー!(NPCイベントー!)
まさかNPCイベントがふんだんにあるとは思わず、1周目で交流できたのは鎮静剤おばあちゃんとオルゴールの女の子、あとアイリーン姉御くらいでした。
オドン聖堂の赤ローブのおっさんに関しては敵だと思って聖堂に入った瞬間ノコギリの錆にしました。
まさかNPCに攻撃できるとは思わなかったのよ…。
アイリーンさんはストーリー進行でいつか死んでしまうのではと恐れていたけど予想的中、仇である千景の狩人は激闘の末討ち取れたので良かった。
おばあちゃんに関しては、聖堂まで無事に来れたんだから大丈夫だろうと思ったらまさかの無事死亡。
いや、「お前のために取ってきてやるからちょっと待っててね」的な置手紙を一度見つけた時点で何か察しろよ私。
●全然理解できない、エンディングー!(エンディングー!)
隻狼での経験を踏まえて、一番てっとり早い方法を選ぶとノーマルエンディング、一番めんどくさい手順を踏むのがグッドエンディング、修羅に落ちるのがバッドエンディングと大まかにメタ予想していたので、ゲールマン先生に合う手前のセーブデータ読み込み作戦により一周目ですべてのエンディングに到達したわけですが…
いやこれどれも救いがないやん。
「ヤーナムの夜明け」EDはおそらくアイリーンやデュラが経験したように、獣狩りの夜の狩人として自分に課せられた役目は終えたけど、結局ヤーナムは上位者からの介入や獣の病から抜け出せたわけではなく自分一人だけが目覚めて終わるという「本当にそれでよかったのでしょうか」的なもの。
「意思を継ぐもの」EDは、自分がゲールマンのポジションを継いで次の狩人を待ち続けるという、隻狼の「不死断ち」みたいなやり切れない感じ。もはや自分は狩人として獣の病や上位者と闘えないという点で、これも私にとっては救いがない。でもゲールマンは存在があやふやだったし、希望をひとつつなぐという点ではアリなのかも…?でも月の魔物に魅入られるってどういうこと…?
「幼年期のはじまり」EDは私の中では一番アウト。自らが上位者になってどうするんだろうという話。医療教会の人たちやヨセフカにしてみたら素晴らしい選択ということになるのだろうか。あかん、よーわからん。
しかし、このどれをとっても後味が悪い結末…
大好物ですね!!!!!!!!
~合唱「大地讃頌」~
●終わりに
わたし狩人は 今 狩人の夢を卒業します
このヤーナム市街で学んだことを忘れず、対馬へと旅立ちます
たくさんの思い出と血の遺志を胸に 上位者の世界に向かってはばたいていきます
ありがとう 狩人の夢
さようなら メンシスの悪夢
さようなら 古狩人の皆さん
さようなら ゲールマン先生
さようなら さようなら
以上、Jonathanでした。バイなら!